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2018年8月 5日 (日)

大口径レンズ

普通に大口径レンズと言えばF2.8より明るいレンズだったはずなのですが、最近はもっと明るいレンズでないと大口径と呼ばなくなった気がします。
なぜかと言えば、APS-Cフォーマットやマイクロフォーサーズフォーマットで、同一構図で背景ボケを得ようとすると、レンズの明るさが1.5倍とか、2.0倍が必要になるためなんです。
標準域前後の焦点のレンズは、F2.0とかF1.8、F1.4、F1.2とかどんどん明るいレンズが登場していますね。
私も、最近仕入れたレンズでF値が1.0を切るレンズが何本かありました。
IBELUX40mmF0.85とNOKTON42.5mmF0.95です。

焦点距離が近い、これまでの大口径NOKTON Classc40mmF1.4を加えて撮り比べです。
ボディーはフルサイズのα7です。

NOKTONclassic40mmF1.4
Dsc061314014_1

IBELUX40mmF0.85
Dsc0611940085_1

NOKTON42.5mmF0.95
Dsc06125425095_1

上の写真をAPS-Cサイズまでトリミングすると
Dsc061314014_2
Dsc0611940085_2
Dsc06125425095_2

絞ってF5.6
Dsc06135_2
Dsc06124_2
Dsc06130_2

やはり、マイクロフォーサーズ用では四隅が完全にけられてしまいますね。

もっと近づいてみます。
但し、IBELUXは最短撮影距離が長いので、接写チューブ10mmを挟みました。
また、NOKTONclassicはヘリコイドアダプターで約6mm前に取り付けました。
それで、ピント範囲が制限されて、同一距離での撮影はうまくできず、それなりになっています。
NOKTON42.5mmは、そのままでもずいぶん接近できるので、ありがたいですね。

順番は同じで
Dsc061504014_1
Dsc0613840085_1
Dsc06144425095_1

今度はマイクロフォーサーズサイズまでトリミングして
Dsc061504014_2
Dsc0613840085_2
Dsc06144425095_2

絞ってF5.6
Dsc06154_2
Dsc06143_2
Dsc06149_2

スペック通りと言えばそうなのですが、やはり開放での背景ボケやピントの薄さはIBELXですね。
それから、NOKTON42.5mmの切れと使い勝手の良さはマイクロフォーサーズだけではもったいない気がします。
でも一番使いまわせるのは、フルサイズ対応で、ヘリコイドアダプターを挟んだMマウントなのでしょう。
そうなるとライカMマウントレンズで、もっと大口径が欲しくなりますよ。
やはり、ほとんど病気ですね。

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