コーワ8.5mmF2.8
パナソニックにはG7-14mmF4と言う出来の良い超広角ズームレンズがあるのですが・・・。
フィールドスコープや双眼鏡でお世話になっているコーワから、マイクロフォーサーズ用レンズが何本か発売されていましたので、以前からちょっと気になっていたのです。
でも値段がとても高くて、しかも電子接点の無いレンズで、ピントも絞りもすべてマニュアル操作ですから、とても割高に思えて手が出ませんでした。
それが最近、中古が出回るようになり、評価もいろいろと出てきたので1本は試しておこうと、一番手薄な焦点域のこの8.5mmF2.8の購入となりました。
でかい!重い!
フードを外すとG7-14mmと同じくらいの大きさ
まずは、超広角具合を確認してみましょう。
GX8+G7-14mmのズーム7mm(14mm相当)
ズーム8mm(16mm相当)
ズーム9mm相当(18mm相当)
カメラはそのままで、コーワ8.5mmに交換
被写体まで0.7mくらいの距離ですが、なんだか、G7-14mmのズーム9mmと同じくらいの画角に見えますね。
ちなみに同じ位置から、ペンタックスQ7+08ワイドズーム(17mm相当)では
マイクロフォーサーズの8.5mmですから、フルサイズ換算17mm相当のはずですが、ペンタックスの08ワイドズームより画角が狭く、やはり18mm相当程度に見えますね。
まあ、この近めの撮影距離でのことですから、仕方ないのかもしれません。
それにしても、電子的接合がなく、カメラ側のレンズ補正ソフトが効かないレンズでこれだけ真っ直ぐに写せるところは、さすがだと感じました。
もう少し比較しておきます。
コーワ8.5mm
同じ位置でG7-14mmのズーム9mm
ズーム7mm
コーワ8.5mmのほぼ最短撮影距離にて、絞り開放F2.8
同じ位置で、G7-14mmのズーム9mm、絞り開放F4
やはり近づくと、コーワ8.5mmの方がますます画角が狭くなるようですね。
しかし広角レンズですから、絞り開放にしても背景ボケがそれほど大きくなく、表現力として大差ないというところですね。
やはり、超広角ズームG7-14mmの出来の良さをほめるべきでしょう。
コーワの方は、コレクションだけになってしまいそうです。
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