7artisans 28mmF1.4
28mmは好きな画角なので、たくさん持っています。
手許のレンズを調べてみましたら、フルサイズ対応は、たぶん37本ありました。
ところが、一番口径が大きいのがキヤノンのEF28mmF1.8とシグマの28mmF1.8EX DGで、次がフォクトレンダーのウルトロン28mmF1.9でして、F1.4を持っていなかったのです。
最近の大口径広角レンズはどれも優秀で、隅々まできれいに写してしまうので面白くありませんし、どれもすごく高価なので手を出せなかったのですね。
さて近頃、中国製レンズを色々触り出してみると、ありましたよ28mmF1.4が、値段も手ごろな感じで、ライカMマウントです。
7artisans 28mmF1.4です。
アダプターでα7Ⅱに装着、汎用フードも付けました
純正のFE28mmF2.0と撮り比べです。
7artisans 28mmF1.4 絞り開放
7artisans 28mmF1.4 絞りF2.0
FE28mmF2 絞り開放:F2.0
以下同じ順番で
F2.8
F4
歪曲はほとんどなく、真っ直ぐに写ります。
周辺減光は、開放では大きく、F2.8くらいまでは目立ちます。
周辺の解像も同じようにかなり悪いですが、F4くらいから目立たなくなります。
純正レンズの方は、ボディー側のレンズ補正が効いていて、開放以外では画面全体が均一に写りますね。
ところで、7artisans 28mmF1.4はかなり画角が狭いですよ、35mmとは言いませんが、30mm位の焦点距離なのではないかと思えますよ。
次は、別のレンジファインダーレンズと比べてみました。
7artisans 28mmF1.4 絞り開放
ウルトロン28mmF1.9 絞り開放
ビオゴン28mmF2.8 絞り開放
同じ順番で、絞ってF4
ピントリングの操作感も、絞りリングのクリック感も高級感はないですが悪くはないです。
それに、絞りリングを回して同じF値にすると、ほぼ同じシャッター速度になりますから、中国製でよくあるいい加減な目盛ではなさそうです。
それなりにしっかりした作りのレンズですね。
ヘリコイドアダプターなので、もっと近寄ってみます。
以下同じ順番で
やはり7artisans 28mmF1.4は、画角がかなり狭いですね。
開放での背景ボケは、スペック通りF1.4が一番ボケます。
しかし、F4以上に絞り込んだ時の鮮明感は、ビオゴンの方が均一でしっかりしています。
値段相応と言うことなのかなと思います。
あとは適当に7artisans 28mmF1.4で
そうそう、普通に遠景も、多分絞りF4
周辺減光はかなりありますが、色被りはなさそうですね。
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