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ソニーEマウントのAPS-Cフォーマットまでの大口径35mmレンズを何本か持っています。
Neewer35mmF1.2、7Artisans35mmF1.2、Zhongyi35mmF0.95です。
Zhongyi35mmF0.95は異様に大きく見えますが、これでもAPS-Cフォーマットまでしかないのです。
どのレンズも、絞り羽の枚数が多くて、レンジファインダーレンズのようですね。
そして、マニュアルフォーカスの絞り込み測光で使うレンズです。
APS-Cフォーマットですから、焦点距離もF値もフルサイズ換算で1.5倍相当と見ておかなければなりません。
ですから、35mmF1.2×1.5≒53mmF1.8相当 という感じです。
どれも中国製?台湾製?なので安いのですが・・・、購入価格は11K、17K、70Kです。
α6000で撮り比べてみました。
まずは絞り開放で
Neewer
7Artisans
Zhongyi
絞って、F2
少し離れた被写体で
絞り開放でのボケ具合は確かに違うのですが、ちょっと絞ってしまえば大差ない?気がします。
強いて言えば、Neewerの方がちょっと固い印象で、7Artisansの方はぼんやりした柔らかい感じでしょうか?
Zhongyiは1段口径が大きいですから、背景ぼかしには有利です。
ほかにもフルサイズ対応の35mmF1.4のレンズなら、まだたくさん持っているのですが、また別の機会にします。
そうそう、APS-Cフォーマットなら、富士フィルムのXF35mmF1.4もありましたね。
こんなことを延々とやって、レンズ遊びをしているわけですが、早くどこかに出かけたいですね。
ああ、またくだらない写真ばかり撮ってしまった。
先日、近所の公園に行きましたら、水飲み場の取っ手に新型コロナウィルスの注意書きのチラシが貼られていたのですが・・・、
よく見ると、発信元が「首相官邸」となっていました。
何だかとても違和感があったのですが、そういうものなのでしょうか?
普通は、市や県の保健所とか、国なら厚生労働省ではないのかな?と感じたのですが、どうなんでしょう。
保健所や役所の人たちは、今は大変忙しいので、緊急事態宣言をした一連の流れで、首相官邸が準備したチラシということなのかな?
調べてみると、首相官邸だけでなく厚労省や農水省、その他民間でも、いろいろなところから感染防止や休業案内・営業自粛の案内などのビラのデザインが、ネット上で無償提供されているのでした。
自分でダウンロードして目立つところに掲示して、広く啓発活動してね!と言うことのようです。
今の閉塞状況に対して、何か貢献したいという皆さんの気持ちの表れだったんですね。
ライカMマウントレンズをαEマウントカメラにつけてAF化しちゃうアダプターです。
下に出っ張ていますので、カメラを三脚に付けようとすると何らかのスペーサーが必要です。
α7シリーズは薄っぺらなので、スペースが無いのです。
手近にあったボトムグリップが何とか使えましたが、ちょっと長すぎでしたかね?
とりあえず、コシナのヘリアー40mmF2.8で
上手くピントが合うときと、合わないときがあります。
AFエリアは、中央付近は良いのですが、少離れると中々合焦しません。
当初、MFへ切り替えることもできませんでしたが、面倒臭い手順で設定すると、できるようになりました。
設定前は、ピント合焦しないとシャッターが切れませんでしたし、拡大プレビューでピント確認もできませんでした。
こんなに高い値段でこんな程度か!とあきれていたのですが、よくよく取説を見ると、AF/MFの切り替え可能に設定することが出来ました。
電子制御のアダプターは、中々大変ですね。
85mmF1.4のレンズは色々と持っているのですが、その中でマニュアルフォーカスの物は、現時点で3本持っていました。
コシナツァイスのプラナー85mmF1.4ZF(65K)、京セラコンタックスのプラナー85mmF1.4(50K)、サムヤンのPKマウント85mmF1.4(30K)です。
サムヤン以外は中古購入で、カッコ内は購入価格。
公平を期すために、マウントアダプターでα7RM2で使ってみました。
コンタックス
ツァイス
サムヤン
同じ順番で
他のシーンも、絞りを変えながら延々と比較撮影してみたのですが、プラナーはメーカーが異なってもほとんど同じ描写でした。
経年劣化があるかとも思いましたが、撮れた写真では私には見分けられないようです。
それからサムヤンは、ならべて見比べると少し表情が異なるのは分かるのですが、単独で見せられたら見分けがつきません。
絞り羽の多角形だけは各社様子が異なるので、もしかすると背景の玉ボケだけは見分けがつくかもしれませんね。
それにしても、どれも1眼レフ用のレンズですから、以前はペンタプリズム経由の光学ファインダーでピント合わせをしていたのですね。
それが最近では、ミラーレス1眼の高精細EVFで、しかも拡大モードでピント合わせができるようになりましたので、ありがたいことです。
そこで分かってきたことが、実はどのレンズも絞り開放ではピントの山がつかみにくく、また開放からF2.8くらいまでは絞りによるピント移動があるようで、うっかり開放でピント合わせしたつもりでいると、絞ったらピンボケになっていたと言うようなことがあるのです。
AFレンズは、いったいどうやってこのあたりをこなしているのでしょうね?
かなり昔ですが、ペンタックスのFA28-70mmF4が、絞りを変えるとピントリングが少し回ってピント位置をずらすような動作をしていたのですが、メーカーサポートに問い合わせてもそんなプログラムは入れていないとの回答でした。
でも、絞りによるピント移動を修正するのは理にかなっていて、実際に撮れた写真は狙ったところにピントが来ていましたから、正解だったんじゃないかと思っています。
新型コロナウィルス対応で会合などの用事が消えて時間ができたのですが、被写体を求めて外出するのははばかられるので、自宅でこんなことばかりですよ。
ノクトン35mmの方でマウントは異なりますが、SCとMCの色具合が異なるのを見て、そういうものか!と思ったわけですが・・・。
ネットサーフィンしていたら、40mmのSCタイプがとても安く売られていたので、うっかり手が出てしまいました。
もうずいぶん古いモデルになってしまったし、後継機種が出ていますので売れないのでしょうね。
ノクトンクラシック40mmのマルチコートとシングルコートです。
ちょっとわかりにくいですが、レンズに反射するLED照明の色が異なります。
シングルコートの方が赤系一色の反射に見えます。
それだけ赤味が排除された光がとおるという事かな???
α7M2で、とにかく撮ってみました。
シングルコート
マルチコート
同じ順番で
やはり、ほんのわずかですがシングルコートの写真は赤味が薄れて、あっさりした感じですね。
逆光だとか、点光源が入った場合などはまた違った表情になるのかも知れませんが、差があることは分かりました。
だからどうだ!?と言われても答えようもないのですが、蒐集癖なものですから色々と揃えたいわけですよ。
おおそうだ、次はフィルムカメラで試してみたいですね。
ちょうど、ベッサR3Mのファインダーは40mm画角のブライトフレームでしたからね。
でも、フィルムだと現像に時間がかかるから、何をしたかったのか忘れてしまいそうですね。
まあ、それはそれでよしとしましょう。
レンズのコーティングのことなのですが、大昔、(たぶん高校の授業だったような?)聞いた話です。
レンズを通る光がプリズムの原理で分光するのを防ぐため、波長に見合った厚さのコーティングをすると、その分位相差が起き、一旦ずれた波を元の波と一致させることができる?などと言うことを聞いたような気がします。
それで、ガラス面の角度や光の周波数などが色々あるので、何層ものコーティングで出来るだけ補正してやるのだとか?
なので今どきのレンズは、マルチコーティングがおこなわれているらしいのです(すごくいい加減な記憶ですので、あてにしないでください)。
※記事を書く前に調べればよかったのですが、レンズのコーティングはガラスと空気の境界面の反射を抑えて光の透過率を高めるために行うのだそうです。コーティング幕によって位相差を起こし、反射光に干渉させることで打ち消すのだとか書いてありました。大昔の記憶がいかにいい加減だったかと言うことを、改めて確認してしまいましたよ。
前置きはこんなところにしておいて、ちょっと前にカカクコムの質問で試した、シングルコートとマルチコートのことを書いておきます。
カメラはα7M2。
NOKTON35mmF1.4SC(Mマウント)にて
NOKTON35mmF1.4(αEマウント)にて
以下同じ順番で
マルチコートの方が少し暖色系に振られた感じで、色のボリューム感がありますね。
それに比べて、シングルコートはあっさりした感じ。
同じNOKTON35mmですが、マルチコートの方は新しくEマウント用に見直しされていますし、カメラ側のデジタル補正も効いているかも知れませんので、純粋にコーティングの差とは言い切れませんが、そんな感じを受けました。
まあ色の違いだけなら、今どきのデジタル処理で何とでもなりそうなんで、意味のないことかもしれませんね。
中古美品を入手しました。
実は、シルバーの7Artisans35mmF1.2を買ったので、これに似合うシルバーボディーをと思って、中古を探しました。
付けてみると、少し色目が異なりますね。
仕方なく、小ぶりなレンズということで、純正の16mmF2.8のシルバーを追加。
やっぱり純正はピッタリ合いますね。
でも後で気づいたのですが、シルバーボディーならX-E1を持っていましたし、シルバーのレンズはヘンイージア25mmを持っていたのでした。
でもやはり純正同士の方が、合っていることは確かなんですよ。
と言うことで、とにかく撮ってみました。
X-E3+7artisans35mmにて
レンズを手近にあったサムヤン135mmF2に換えて
そうそう、純正のXF16mmF2.8も
久しぶりにこのレンズを出しました。
ライカMマウントのレンズなんですが、マクロが得意なので蛇腹で繰り出す使い方をしています。
撮ってみると
6DM2+ベローズ+H-PROT40mmF6.3
ベローズで超マクロ状態ですと、直径5~7mm程度の花が画面からはみ出すほどの接写になってしまいます。
ただし、15cmもレンズを繰り出しているので、露出倍数が大きくてシャッター速度が遅くなりがちですので、三脚とマクロスライダーで完全装備しての撮影となります。
測光方式にもよるのでしょうが、露出補正も必須でして、面倒臭い事この上ないという感じですよ。
さらに屋外ですから、無風に感じるくらいでも被写体ブレが起きてしまいます。
何10ショットも撮って、やっとピンボケぶれ無し写真が撮れたのですが、ただそれだけでした。
暇つぶしにはなったかな?
久しぶりに大きく重いレンズを引っ張り出しました。
コシナフォクトレンダーのマクロアポランター125mmです。
前の記事のオリンパスの60mmが換算124mmでしたから、「おおそうだ!125mmを持っていたぞ!」となったわけです。
M42スクリューマウントですが、フルサイズα7RM2にマウントアダプターで取り付けました。
ヘリコイドを繰り出すとこんなに長くなります。
三脚を使わず、ボディー内手振れ補正を信じて適当にシャッターを切っていました。
結果、上下左右のブレよりも、前後方向のピントずれの方が多くて、歩留まりが悪かったですよ。
とは言えデジカメですから、たくさんのショットの中から、それなりの物を選び出せましたよ。
おまけで、純正90mmF2.8マクロにて
KAMLAN50mmF1.1のⅡ型は、Ⅰ型に比べかなり大きく重いです。
ですから小型のマイクロフォーサーズのカメラには似合わないと、長らく防湿庫に埋もれていました。
G9がかなり大柄なので、似合うかも知れないと付けてみました。
左がGX8+Ⅰ型、右がG9+Ⅱ型
それぞれバランスがとれて、なかなか格好良い!?
おまけで、フォクトレンダーのノクトン50mmF1.1を加えて撮り比べです。
G9+KAMLAN50mmF1.1 Ⅱ型
G9+KAMLAN50mmF1.1 Ⅰ型
G9+ヘリコイドアダプター+ノクトン50mmF1.1
もう少し離れた被写体を、同じ順番で
マイクロフォーサーズは撮像素子のフォーマットが小さいので、フルサイズやAPS-C用を流用したレンズでは周辺減光は全く気にならないですね。
専用レンズのノクトン42.5mmF0.95は、それなりに周辺減光があるのですけれどね。
それから、このⅡ型は最短撮影距離が40cmまで縮みましたので、結構アップに撮れます。
Ⅰ型に比べて大きく重くなった分だけ描写は鮮明・繊細になった気がしますが、やはり重たい。
後は、G9+KAMLAN50mmF1.1 Ⅱ型で適当に
そういえば、このカメラとレンズが紹介してありませんでした。
パナソニックGシリーズは、G1、G3、G5と購入した後、GF・GMシリーズのコンパクト系と、GXシリーズのレンジファインダー風ばかりを追加してきました。
Gシリーズが巨大化してしまったのが理由だったのですが、今回G9のファインダー倍率が1.66倍(フルサイズ換算で0.83倍)となったことで、がぜん興味が湧いてしまい、中古購入となりました。
で、やはり大きいですね、このカメラ。
同じ撮像素子の大きさなのに、GM1とG9なのですから、よほど無駄に空間があるのだろう?と思ってしまいます。
撮影時の操作性と言う意味では、ホールドしやすくてやはりこのサイズかな?とも思いますが、それならフルサイズで良いじゃない!となりますね。
それでもこれが、GX8と比べるとそれほど大きくはないので、そうだなぁとなります。
これまでGX8のファインダー倍率が1.54倍(フルサイズ換算0.77倍)で、ソニーα7RM2の0.78倍と同等でとても見やすいと感じていましたが、G9のファインダーはさらに広く見やすくなりました。
ちょうどマニュアルフォーカス時代のフィルムカメラ並みの倍率なんですよ。
過去をたどると、AFタイプになってからは、どんどん倍率が下がって視野率も下がってを繰り返していたので、全く面白くなかったのです。
デジカメになって、ミラーレスのEVFがどんどん良くなって、がぜんマニュアルフォーカスでのピント合わせが楽しくなりましたね。
さて次にシグマの56mmレンズの方ですが、マイクロフォーサーズの大口径レンズとしては、ノクトン25mm、42.5mmとか、カムランの28mm、50mmなどを持っていたのですが、皆MFレンズですし、ちょっと重いので気軽に持ち出す感じではなかったのですよ。
それで調べていると、値段も手ごろなこのレンズが目に止まりました。
マイクロフォーサーズの初期のころ、まだレンズの種類が少ない時に30mmと60mmをいち早く発売してくれて、ありがたかったのですがその後はさっぱり縁がありませんでした。そこで、久しぶりにシグマでマイクロフォーサーズとなったのです。
112mm相当の中望遠レンズで、最短撮影距離もそこそこに短く、AFもそれなりに速いのでとても使いやすく、さらにボディー内手振れ補正も効くので、気軽に撮影できます。そして、G9のファインダーの見やすさもあって、とても気持ちよく使えるのでした。
前段のマニュアルフォーカスが楽しい件と後段のオートフォーカスが気楽な件が背反しますが、そんなこんなで色々と機材が増えていくのですね、蒐集癖の恐ろしいところです。
キヤノンのEF135mmF2Lと比較してみました。
K-1+サムヤン135mmF2 絞り開放
EOS6DM2+EF135mmF2 絞り開放
以下、同じ順番で
レンズの差もあるのでしょうが、カメラの差もだいぶん効いていますね。
パッと見鮮やかなEOS6DM2の画と、渋めで諧調表現豊かなK-1と言う感じ。
レンズとしては、AFとMFの差が大きいわけですが、最短撮影距離やその時の倍率などは大差ないですね。
それと、測光方式を同じにしなかったので正確ではないのですが、同じ絞り値でEOS6DM2の方が常に2/3段速いシャッター速度が出ていまして、それでも明るく撮れていました。
以前にもペンタックスのカメラでは同じような感じを受けましたが、設定ISO感度に対して実効感度が低いのではないかと言うことです。
富士フィルムのカメラもそんな感じを持ていますが、本当のところどうなんでしょうね?
あるいは、レンズのピント合わせの方式が異なっているので、近距離撮影では露出倍数がかかっているという事なのかな?
まあ、デジカメですからなんとでも対応ができるので、あまり比較しても意味がありませんから、これで終わります。
1年以上前に購入したのですが、中々使えないまま防湿庫に埋もれていたレンズです。
どこが悪いとか、気に入らないとかではなく、たまたまその頃K-1での撮影に飽きてきまして、ほかのカメラにいってしまったのでした。
それが、少し前にLAOWA105mmSTFをKマウントで入手して、K-1を取り出すときにSAMYANGの135mmを見つけたのでした。
ちょうど季節は花盛りになってきましたので、たくさん撮ってみましたよ。
K-1+SAMYANG135mmF2にて
少し離れた被写体も
そうそう、ペンタックスの1.7倍AFテレコンがありましたので、230mmF3.5相当でも使ってみました。
ピント合わせは楽なのですが、どこにピントが合ったのかちょっとあいまい。
数ショット撮り直して、手ごろなものをつまみ出すという感じです。
テレコンのおかげで最大倍率が高くなり、ちょっとマクロ的にもなりますね。
手振れ補正の焦点距離入力は、230mmが無いので250mmにしておきました。
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