マニュアルフォーカスのハチゴーイチヨン
85mmF1.4のレンズは色々と持っているのですが、その中でマニュアルフォーカスの物は、現時点で3本持っていました。
コシナツァイスのプラナー85mmF1.4ZF(65K)、京セラコンタックスのプラナー85mmF1.4(50K)、サムヤンのPKマウント85mmF1.4(30K)です。
サムヤン以外は中古購入で、カッコ内は購入価格。
公平を期すために、マウントアダプターでα7RM2で使ってみました。
コンタックス
ツァイス
サムヤン
同じ順番で
他のシーンも、絞りを変えながら延々と比較撮影してみたのですが、プラナーはメーカーが異なってもほとんど同じ描写でした。
経年劣化があるかとも思いましたが、撮れた写真では私には見分けられないようです。
それからサムヤンは、ならべて見比べると少し表情が異なるのは分かるのですが、単独で見せられたら見分けがつきません。
絞り羽の多角形だけは各社様子が異なるので、もしかすると背景の玉ボケだけは見分けがつくかもしれませんね。
それにしても、どれも1眼レフ用のレンズですから、以前はペンタプリズム経由の光学ファインダーでピント合わせをしていたのですね。
それが最近では、ミラーレス1眼の高精細EVFで、しかも拡大モードでピント合わせができるようになりましたので、ありがたいことです。
そこで分かってきたことが、実はどのレンズも絞り開放ではピントの山がつかみにくく、また開放からF2.8くらいまでは絞りによるピント移動があるようで、うっかり開放でピント合わせしたつもりでいると、絞ったらピンボケになっていたと言うようなことがあるのです。
AFレンズは、いったいどうやってこのあたりをこなしているのでしょうね?
かなり昔ですが、ペンタックスのFA28-70mmF4が、絞りを変えるとピントリングが少し回ってピント位置をずらすような動作をしていたのですが、メーカーサポートに問い合わせてもそんなプログラムは入れていないとの回答でした。
でも、絞りによるピント移動を修正するのは理にかなっていて、実際に撮れた写真は狙ったところにピントが来ていましたから、正解だったんじゃないかと思っています。
新型コロナウィルス対応で会合などの用事が消えて時間ができたのですが、被写体を求めて外出するのははばかられるので、自宅でこんなことばかりですよ。
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