6.5×11カメラ その後のその後
光漏れが対策出来たので、135フィルムを入れて遊んでいました。
108×24mmのフィルムに写したのですから、大パノラマ写真になったでしょう?
普通の3コマ分を使って撮影するのですから、36枚撮りフィルムを使うと12ショット撮れるつもりだったのですが、11ショットで終わってしまいました。
よく考えたら、巻き始めに引き出すフィルムの長さがかなりありますし、各コマの巻き上げは赤窓を閉じたまま、4.5→4.0→3.5→3.5→3.0→3.0→3.0→2.5→2.5→2.5→2.0→2.0回転と言う要領で巻き上げノブを回してやるので、コマ間がかなり広めになってしまうのです。
ですから、11ショットならよく撮れた方ということでした。
ところで、このカメラのレンズは126mmF4.5なので長手方向だけで考えると、よく言うフルサイズ換算42mm相当と言うことになるのですね。
そこで、近い焦点距離のレンズと比較してみました。
比較用としてNEX-5N+シグマ30mmF2.8(換算45mm相当)
もう一台GX7+G20mmF1.7(換算40mm相当)
と言う結果になって、実はもう少し広めの画角があるようでした。
それから、実はフィルムの端をマスキングしていませんので、こんな風に写っているのです。
被写体次第のところもありますが、これだけたくさんパーフォレーションがあるとちょっとうるさい感じもしますね。作品として撮っているわけではないのでご容赦を。
こんな具合でいつも似たような被写体を撮影していると、鑑賞する時は新鮮味が無くなって来ます。
でも撮影の最中は、露出決定や距離の決定に毎回迷うところが有って、案外真剣勝負な感じなので、結構楽しいのです。
フルマニュアルのおんぼろカメラを、調子を見ながら、工夫しながら使ってやるところがどうも面白いのですね、私には。
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