ボルタ判フィルムカメラ その後のその後
次は手作りの絞りを入れて見ようと書いたEBONY35ですが、ちょうど手ごろな平ワッシャーが見つかりましたので、試してみました。
右から2番目です。孔径:φ2.2mm
これを、黒い不織布テープでレンズの奥に張り付けてしまいました。
EBONY35の元々の絞り孔径がφ4mm位でしたから、直径で1/2程度、面積で1/4程度の開口径となります。
たぶんF8程度の絞りだったオリジナルから2段:F16相当の絞りと言うことになりますね。
そこで、フィルムの方も2段感度を上げてISO400を入れました。
ISO400でF16、1/100秒の条件なら日中の撮影にぴったりのはずです。
撮影結果ですが、露出具合はぴったりでした。
さらに前回ボケボケだった解像感もかなり良くなっています。
ISO400フィルム限定ですが、これで普通にEBONY35が使えますね。でも良くなったと言っても、ピント位置は5m以上ですし、とても良く写ると言うことではないのですよ。
ところで、一緒に持って行ったANNY-SPにもISO400を詰めておきました。
ANNY-SPはF8~F22まで絞りの調整ができるのですが、このF16での描写は素晴らしく高くなりますね。
やはり元々のレンズの素情が良いのでしょうね。
ANNY-SPの写真を、もう少し貼り付けておきます。
ここまで写ると、もう「おもちゃカメラ」とは呼べないかもしれませんよ。
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