パナソニックGM1のつづきの続き
このカメラのシャッターは、1/500秒までがメカシャッターでそれより速くなると電子シャッターになるのですね。
この電子シャッターは、昔のような電子タイマーによる物理幕シャッターではなく、幕の無い電気信号だけのシャッターなんです。
さらに、1/500秒までのメカシャッターと言っても先幕は電子先幕なので、後幕が閉じる時にだけ小さなメカの幕が動き、チッと音がします。
ですから電子シャッターのみの時は、レリーズ時に音がしません(内蔵スピーカーから作りもののシャッター音を出すことはできますけれど)。
また、1/500秒以下でも、設定で電子シャッターのみに出来ます。静かに撮りたい時は都合が良いですね。
このカメラの電子シャッターは、1/16000秒が最高速です。
ISO200が最低感度ですからこの程度の高速シャッターでないと大口径レンズが使いにくいですからね。
でもフォーカルプレーンタイプの電子シャッターですから、例のコンニャク現象が起きますね。
上から下までの走査線の書き出し速度が、どの程度になっているのか気になるところです。
そうそうストロボ同調速度ですが、電子シャッターに設定している時は発光禁止で、メカシャッター設定時で1/50秒以下となっています。
随分遅いので日中シンクロは使えない感じです。
と言う具合で、かなりシャッター周りに制限が多くなっていますが、この小ささの魅力には勝てないのですよ。
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