フィルムカメラ雑感 の続き
以前も書きましたが、私はライカファンではありません。
しかし、いつの間にかLマウントレンズが増えてしまったので、Lマウントを使えるフルサイズカメラとして、かなりお安くなったⅢfの中古を買ってみたわけです。
(デジタルのライカMを買うほどの資金が無いと言うところもありますが・・・)
しかし、使ってみると、確かに物としての存在感もありますし、軽快なのに節度がある操作感など、ブランド品としてもてはやされるのが解かるのですね。
丁寧に作り上げられて、しっかり調整されていて、メカとしての出来の良さを感じるわけです。
実のところ、Lマウントのカメラとしてはロシアのフェドとかゾルキーを使った挙句のライカでしたから、余計にその良さを感じたというところもありますけれどね。
そこへ行くと最近のデジタルカメラの有難味の無いことは甚だしいですね。
値段こそ随分高い物が売られていますが、また確かに高いカメラはそれなりに作りこまれていて使い易いのですが、どうしても短期間に陳腐化してしまいます。
どんどん新しいモデルが登場して、次々と画素数が増え、新しい機能が追加され、便利になって、綺麗で鮮明な写真が撮れるようになっていくのですが、逆に1台のカメラに愛着を持つと言うことが出来なくなってしまいました。
我ながらわがままな感覚だと思いますが、そんなことを思いながら最近はフィルムのカメラを多用するようになっています。
とは言っても、やはりメインはデジタルになってしまいますけれどね。
撮影は、富士のISO100リバーサルフィルムをLeicaⅢf+Summaron35mmF3.5で使いました。
最近のコメント