サムヤン35mmF1.4
ペンタックスKマウントのサムヤンレンズは、電子接点があり、絞り操作をボディー側で行うことができます。
さらに、手振れ補正用に焦点距離をカメラに登録することで、EXIFデータにほとんどの撮影データを残すことができます。
ここ最近、24mmF1.4や20mmF1.8をPKマウントで使っていたら、35mmF1.4が気になりだしました。
ニコンFマウントを持っていたのですが、あまり出動機会がなく防湿庫の奥の方に隠れたままだったのです。
しかし今回、PKマウントで手薄な感じの35mmレンズですから、新たに追加してもしっかり出動してくれるのではないかと思い、追加してしまいました。
NFマウント、PKマウントを並べました
外観はそっくりですが、よく見ると、ピント目盛の無限遠の表示が異なります。
新しい方は、無限遠マーク:∞ がオーバーインフに表現されていて0ストップになっていません。
実際、ピントリングもオーバーインフまで周りピント自体も無限遠を超えてしまいます。
とりあえず、撮ってみましょう。
ニコンD750+サムヤン35mmF1.4にて絞り開放
ペンタックスK-1+サムヤン35mmF1.4にて絞り開放
同じ順番で絞りF8
最短距離付近まで接近して、同じ順番で
色味が異なりますが、同じような描写になりますね。
画角がわずかに異なって見えるのは、三脚ネジの位置の差か?撮像素子のサイズの差か?
それよりも気になったのは、先に述べた無限遠ストップの問題です。
どうやらNFマウントの方は、わずかに無限遠が出ていなかったようで、PKマウントに比べ少し解像が甘い感じなのです。
オーバーインフ表示で、ピント合わせはユーザーに任せてしまった方が、簡単・安心と言うことでしょうね。
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