7artisansのパンケーキレンズ
こんなにコンパクトなレンズが出ていました。右側のレンズです。
7artisans35mmF5.6です。左側は、LOMOのミニター1です。
どちらも、ライカMマウントなんです。
裏側は、なんとなく似ています。
ミニター1はレンジファインダーの測距カムがあり、距離計に連動しますが、7artisans35mmF5.6は、連動無しです。
ミニター1はスクリュー式のレンズキャップなのですが、7artisansはピントレバーを∞以上に操作するとスライド式のレンズバリアーが出てきます。
ちょうど、オリンパスのボディーキャップレンズと同じ感じです。
ミラーレスカメラが出てきたおかげで、こんなレンズが気軽に使えるようになったわけですね。
もっと、いろいろなコンパクトレンズを出してほしいです。
一応、撮影結果を。
Z5+ヘリコイドアダプター+7artisans35mmF5.6にて
レンズの最短撮影距離:30cmから
ヘリコイドアダプターで、10cm程度
ちなみにミニター1では、最短撮影距離:80cm
ヘリコイドアダプターで
どちらも35mm近辺の焦点距離ですからスナップレンズなんですが、かなり性格が異なりますね。
7artisansは、F5.6固定絞りですが、普通に描写してくれるのでピントさえ意識していれば、きれいに撮れます。
ミニター1は、開放F値がF2.8と明るいのですが、周辺減光も解像も周辺画質はかなり悪いですから、そのつもりで撮らないと後でがっかりだったりします。
7artisans
ミニター1
見た目は似たようなレンズですが、表現の方向が違うかも知れませんね。
そういえば、富士フィルムも24mmF8のボディキャップレンズを出していましたし、ペンタックスもQシリーズで11.5mmF9などと言うのを出していましたね。
いづれにしても、パンケーキと言う薄さに制限されたレンズ達ですから、描写もそれぞれ制限されて個性的なんですよ。
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