またまたジャンクかごで見つけました、ニコンの1眼レフ(3K)。
”FG”?・・・「聴いたことのない名前だなぁ~?」
プラスティック製の何だかとても小さくて軽いカメラで、おもちゃっぽく思えましたが、一応ニコンFマウントらしい?
ちょうど持っていたレンズをあてて見ると、うまく付きました。
「へー!これでマニュアル機!、”FM10”より小さくないか?」と動かしてみると、シャッターが切れない?
シャッター速度ダイヤルに、「A」と「P」の文字があるので、電子シャッタータイプでした。
一応1/90秒のマニュアルシャッターのポジションがあったので、動作確認は出来ましたが・・・。
「これ、露出計は生きてるかな?」・・・「さあ?ジャンク品ですから、そう言う確認をしていません。」
「電池は特殊?」・・・「いえ、普通にLR44が使えるはずですよ。」
で、試してみるとファインダー内に赤い点滅表示が出て、シャッターも動くようになりました。
「ははー、どうやらオリンパスの”OM-4Ti”と同じ乗りで使うカメラだな。」と納得して引き取ってきました。
調べて見ると、1982年発売、定価:61000円。
評判の良かった”FM”や”FE”の廉価・小型化を狙ったシリーズの中の最上位機種という何とも中途半端な位置づけのカメラでした。
さてISO100のフィルムを入れて試し撮り。
レンズはAi50mmF1.8S
露出計はそれなりの値を表示していましたが、電子シャッターなので本当にシャッター速度が正しいかは不安でした。しかしこの現像結果を見ると大丈夫そうですね。
どうせフィルム1本の現像代は同じだからと、他のレンズも使っていました。ファインダーも露出計も使えなくなるミラーアップタイプのレンズです。
SWH15mmF4.5
UWH12mmF5.6
試しに望遠300mmF4も
どれもちゃんと写ってしまいました。フィルムと電池があれば写るカメラが、どんどん捨てられていきますね。
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